じぶん大学

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価値はひとつじゃない

幼稚園から小学校卒業まで書道教室に通っていました。

「ホントに!?」「あれで?」と最近の私の字を見ている人は驚きでしょう。

 

書道が好きだったか、嫌いだったか記憶がありませんが、書初めでは学校から選ばれて毎年、市の美術館に展示されていたと思います。

 

同じ書道教室に通う隣の小学校のMちゃんはとても字が上手でした。市の美術館に自分の作品を見に行った時、Mちゃんの字がお手本ととても似ていて衝撃でした。

 

「上手い」

 

それに比べて私の字はお手本と全然似ていないのです。とても字が元気なのです(笑)

何だかとてもショックでした。(←自分では上手いと思っていたので)

とても劣等感を感じました。

 

小学生ながら自分には才能が無いのだと思ったのです。

そして書道を辞めました。

 

中学生になると当時「丸文字」がブームで、私もブームに乗り自分の字を丸く崩していきました。7年間があっという間に無駄になっていきました(笑)

 

大人になって非常に悔やみました。

 

面白いことに。

私は小学校では「字がうまい」というレッテルが張られていました。

でもあの日、あの時感じた「Mちゃんは字が上手くて、私は下手だ。」という思い込みはその後私の字をどんどん下手にし、そしてその劣等感は年々強化されていきました。

 

気付けば私の恥部に!!

書道をしていなかった人より、字に焦点が当たっていて上手い下手を意識しちゃっているんです。

 

事実としては下手ではないけれど、上手くないだけ。

年始にユーキャンを見る度に何度習おうとしたか。

 

 

 

 

実は、4月から再び書道を始めました。

今通わせて頂いている先生は、お手本に習った美しい字と、自分を表現する字を子どもたちに両方教えています。

 

幼い頃、2つの表現の仕方があるんだ!と知っていたら

あんな劣等感を味あわずに、書道を続けていたかもしれません。

 

お手本通りに書くことが唯一の正解だと思い込んでしまったのです。

これは大人になってもありうることですよね。

 

誰かが正解で、自分が不正解だと思い込む。

或いは、自分が正解で誰かが不正解だと思い込む。

 

 

ところが今、大人になって書道に通い始め、お手本通りに練習することがとても楽しいです。まだひらながですし、やはり元気になっちゃうんですけど(笑)

 

 

もう一度、書の道を楽しんでみたいと思います。

 

 

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