じぶん大学

あなたにとって最適なコーチやカウンセラーは、あなた自身かもしれない。

弱さの中にある強さ

先日の個人セッションのクライアントさんを通してしみじみ感じたことを。

(←個人情報なので私の話で)

 

私は学生時代を京都で過ごしました。

学校近くで1人暮らしをしていたのですが、友人たちとスーパーへ向かう途中の横断歩道で信号待ちをしていました。

 

信号が青になったので渡りはじめた時、信号無視の車が突っ込んできて私は撥ねられてしましました。

 

落ち方が良かったのか幸い?左足の靭帯損傷だけで済んだのですが、車恐怖症になってしまいました。

 

車の運転をすることが嫌で免許を取るのも怖かったのですが、父が免許はとっておかなくてはいけないと言われ渋々大学卒業前にとりました。自動車教習場では大騒ぎでした。(←私が)

 

私の住むまちは生活に自動車は欠かせず、子どもを産んでからは取っておいて良かったと思いましたが、右折や交差点では足が震え、心臓の鼓動が尋常ではありませんでした。それでも市内だけは何とか車の運転はできるようにはなりました。

 

娘たちが幼稚園に入ると、ファミリーキャンプという行事がありました。

幼稚園が所有するキャンプ場があって、そこで幼稚園に通う家族がキャンプができます。

 

自由参加なので参加しなくても良いのですが、参加しているお友達の話を聞いた長女が

「私も行きたい」といい、我が家も参加し始めたのです。

 

ところが当時主人は夜中2時頃帰って来て朝6時過ぎには出勤する(ブラック?)状態で休日も少ない日々を送っていました。

 

いつかこんな日がやってくるのではないかと恐れていたその日が!

キャンプ場へ私が運転して行かなければならない日がとうとうやってきたのです。

 

距離はありますが、一本道。今ならどうってことない道ですが車恐怖症の私にはあり得ない挑戦だったのです。

 

何日も前から不安で眠れない夜。

一本道で超超安全運転の私は渋滞を起こすので、何度も路肩へ寄せて渋滞を緩和。

恐らく息も殆どしてなかったのではないかという程の浅い呼吸。

震えながら片道2時間の運転。

 

キャンプ場についてお友達の家族を見た途端、恐怖から解放され号泣してしまいました(←みんな笑っていました)

 

その後主人は香港・中国へ赴任してしまい、娘のテニスの試合で遠方に出かける度にこんなことを繰り返しながら私は車恐怖症を乗越えていくことになりました。

 

キャンプ参加を「パパがいないから」と諦めてもらうことも出来たと思いますが、やらせてあげたいその一心だったのです。

 

弱さでしかないその姿を支えていたのは母親としての強さでした。

 

昨日のクライアントさんの中には、過去記憶の中に「弱い母親」としての自分のイメージが強くインプットされていました。しかし、そこには娘の為に新たな挑戦に挑む母親としての強さが同時に存在していることを理解されました。

 

そして母親としての強さに支えられた弱さを重ねながら、自信を得ることが出来たこと。いつの間にか固定観念をチェンジしてきた自分に気づかれていました。

 

私たちは弱さを悪いものとして強くあろうとしますが

強そうに見える時、内側には緊張や不安でいっぱいの弱さを携えています。

相手に気づかれないように、自分自身が気づかないように。

 

そして弱さを露呈している時には、その内側にやはり強さを携えています。

今のあなたの弱さにも、きっと気づいていない強さがあるのではないでしょうか?

  

 

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