じぶん大学

あなたにとって最適なコーチやカウンセラーは、あなた自身かもしれない。

最近考えていること

最近、真面目な事ばかり考えています。

 

facebookを始めて色々な人の近況を知ることができるようになりました。コーチングがまだ世に知られてないころからセミナーに通って下さっていた方々は、社会について色々なことを考え、行動されています。

 

先月も、10年近くぶりに再会した大先輩の女性の社会活動を目の当たりにしたり。

そういったことが私の刺激になって、私の中にあって手つかずだった思いが湧いてきています。

 

 

じぶん大学は女性の自己実現を目指していますが・・・実のところ単純な思いではありません。

 

自分自身も社会でもっと活躍したいという強い思いの一方で、女性活躍社会による弊害を深刻に危惧しています。

 

高度経済成長に伴い、日本にとって経済が最重要な価値観となりました。すべてにおいて優先されるものになったように感じます。

 

例えば、経済優先により人間は森林伐採をしてきました。木材は産業発展に必要不可欠な資源だからです。しかし森林には資源という価値だけでなく、もっと高次の機能を持っていることを考えてきませんでした。多くの生物が暮らす豊かな環境と、酸素。森林から水が海へ流れ、雲や雨となり、再び森を潤す循環による機能が低下し温暖化も進行しています。

 

私は家庭も高次の機能を備えていると思っています。家庭は人間の初期の人財育成を含め『人的環境』の多くの部分を担い、その責務を女性が担ってきました。安易に女性活躍社会を推進することは、高度経済成長下に経済優先の為に様々な破壊を行ってきた経験が生かされません。

 

しかし実際には既に「人的環境破壊」も進んでいます。

 

現在、「人財育成」問題が重要視されていますが、日本産業訓練協会の「企業内訓練の効果的な展開」によると「職場における人財育成を阻害する要因」として「実地する余裕がない」「人を育てるのは自分の仕事ではない」「教える習慣が身についていない」という問題提起がなされていたそうです。実は人財育成の問題は50年以上も前からあったのです。

 

その理由の1つとして、経済第一という強固な価値観(固定観念)による家庭での教育の崩壊があると感じます。家庭の中で父親が子どもに対して「実地する余裕がない」「人を育てるのは自分の仕事ではない」「教える習慣が身についていない」がそのまま社会に反映されています。(←我が家が立派な代表例です)

 

多くの場で「人を育てる」という経験が失われてきた50年だったように感じます。

 

そして女性が働きながらギリギリ守っている、家庭の持つ高次な機能を「女性活躍社会」が破壊してしまわないか。女性を木材と同様に資源としてだけ考えてはないか。

森のように破壊されてしまわないかをとても心配しています。

 

女性が持つ能力を発揮するべきだとも思っていますが、女性が安心して活躍することが実現される為には、保育園~高校まで教育現場や先生方の重要度が更に増します。今以上に子どもを育む度量が必要になってきますし、地域にもその度量が必要です。

そして家庭と仕事を両立する女性の心に寄り添い、支える度量も社会に必要です。

 

女性が育てば、子どもと家庭が育ち、結果社会と未来が育つ。

人財育成を循環させることができる起点が女性だと思うのです。

 

この部分に貢献できる仕事をしていきたいと思っています。

 

f:id:zibundaigaku:20180220085333j:plain