じぶん大学

あなたにとって最適なコーチやカウンセラーは、あなた自身かもしれない。

学ぶ事で失うもの

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「今夜、誕生!音楽チャンプ」という番組をご存知ですか?

歌手を目指す若者のオーディション番組です。

 

 

結構好きで、録画して何回も見ています。

「人の心を動かす」ことが垣間見えます。

 

歌によって自分の好き嫌いは勿論、「心の震え」や「無反応」などの反応はわかりますが、番組の審査員や司会者の表情が見え、人の心の動きがよくわかります。

 

いったいどんな歌が人の心を動かすのか。

審査員のピュアな表情を引き出したのは何か。

そんなことも含めて見入っています。

 

審査員の毒のある批評が好きで、愛だな~と感心しています。

 

「彼女にはポテンシャルがあると思います。でも歌唱力はあまりないと思っている。歌声力はあるけど。歌唱というのは上手いだけじゃ駄目で・・・

今度は人に言われるんじゃなくて、自分で「これやってみたらいいんじゃないかな」というあなたのアーティスティック性が今後のあなたの道を開くと思います。」

 

高校生の彼女は

「歌のためになることはすべてやって来た!」

という彼女は毎日往復3時間かけて音楽家のある高校に通い、リズム感が無いと言われればダンスを習い、あらゆる勉強に努力します。

 

でも審査員は自分の中から見つけないといけないと伝えているのです。声自慢の子はいくらでもいる。でも歌手は声自慢ではないと伝えているのです。練習は勿論、自分を見つめることを毎回4人の審査員が言葉を変えながら伝えています。

 

同じ毒舌審査員が、心に響く歌を歌った子への批評は

「こんなにアコースティックな子は久々にみた。ものすごく錆びがある。輝いている赤錆に見える。決して錆というのは汚いものではなくて、色々なものを経験してきた中からでる錆。」

 

彼女のロックな心が歌に表現され、課題曲でさえ自分のものにできるのです。

 

そんな愛ある審査員がチャンピオンで防衛できなかった女の子に言った一言。

「今日は熱量も気持ちも感じられない。この曲を歌うには熱量が少なすぎると思う。美しくばっかり歌おうとするなよ。歌を歌おうとするなよ。みんな歌いすぎなんだよ、ここに来る人って。」

 

審査員の想いを本当の意味で理解できる子は実のところ少ないのではないのかな?と思っています。「上手く歌う事」「キレイに歌う事」と同様に「歌いすぎないこと」を表面的にしか理解できないかもしれない。行動レベルでそうしようとする。

 

与えられた学びではなく、自分で感じ尽くすことや苦しむことの体験が少ないのかもしれません。自分と向き合える、自分の課題と向き合える力のある子は若くても歌に深みがあります。そして大人の汚れた(←私。錆びた?)心に真っ直ぐ入ってきて心に伝えてくるのです。

 

 

カウンセラーやコーチも同様です。

「歌を歌おうとするなよ」

「カウンセリングしようとするなよ」ということですね。

 

そして「勉強しすぎるなよ」とも思っています。

もっと自分のチカラを信じなきゃ。

 

技術を学ぶ以上にやるべきことがあると思っています。

人の心を動かすのは歌手もカウンセラーも同じことです。どんな仕事も。

 

 

学びすぎるから個性が失われるのではないでしょうか?

失ったから、「個性」を大事にしなきゃとなる。

不経済で、無駄が多いのではないかと思うのです。

 

究極の差別化は、とことん自分であることです。

自分と同じ人はいないのですから。

誰かのようになろうとするから、同じような人が増えちゃうんじゃないでしょうか?

 

 

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