講演会など、殆ど興味がなかったのですが・・・先日、久しぶりに行ってみようというきになりました。
名声と感動は別物だと気づいたのは10年以上前。それ以来、全く出かけることはありませんでしたが、動物的な勘なのか良いお話を聴くことができました。
伝統技術ディレクター/プランナーの立川裕大さんです。
感動したことは別のことなのですが。
まだ上手く言葉にできませんので、それは別の機会に。
ここ数年、コンサルタント、デザイン、ブランディング、マーケティングなど横文字のお仕事をする方々とお会いすることが多かったのですが、私には全然腑に落ちなかったんですね。
差別化であるとか手法であるとかをレクチャーして下さるし、その結果を明示してくださいますが、特段、皆変わらないのです。表現は違いますが、私には違うように思えないのです。
「そこに差別化はないのか?」
それで差別化ができているのか?という葛藤。
もっとできる人はいないのか、探して歩きましたが見つからないので断念しました。暫く自分でやることにしたのです。
立川さんのお話を聴いて、気づいたのは手法は間違っていなかったということ。差別化も大事だということ。でも掘り下げ力の問題だったのだなと気づきました。
立川さんが大事にしている言葉。
「足元を掘れ、そこに泉あり -ニーチェー 」
どこまで掘ることができるのか。泉まで辿りつける力。そこにプロフェッショナルとしての違いがあるのですね。