じぶん大学

あなたにとって最適なコーチやカウンセラーは、あなた自身かもしれない。

生きた心地がしなかった3年間

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コーチになって7年程経ったころ、コーチングの限界を感じ何かを探していました。もっと本質的な変化の方法を探していたと思います。

 

同時に、一般に良いと言われる『ポジティブ』の限界やデメリットも感じていました。

偶然、そして絶妙なタイミングで出会いがありました。

 

NLP心理学のトレーナーで有名な先生の新しい形態のセミナーの第1期で参加させて頂くことになりました。

 

そこで出会った「体験する」という1つの手法が私の探していた何がだったのです。

 

コーチングやカウンセリングの業界では学んだ手法はすぐに仕事で実践しながら試していきますので、私はすぐに実践していきました。ところが数か月後、先生はまだ一般の方には使わないでくださいと言われたのです。(のちに認定制度となり、私は0期で認定されました)それを聞いた時、本当に恐ろしかったです。

 

 

私はクライアントさんによるご紹介でお仕事を続けさせて頂いていますが、当時のクライアントさんは本当に過酷な状況の方が続きました。コーチという看板の私の所に、過酷な問題を抱えた方が次々来られるのです。

 

基本的にクライアントさんのご紹介は、私を信頼して託して下さるのだから断らないことを信条にしていました。しかしこの頃、コーチングでは不可能な方ばかりが同時期にやってきたのです。コーチングやカウンセリングの倫理規定を破るものではありませんが、問題が大きすぎる方ばかりでした。

 

別の方へ行ってくださいとお願いすることも出来ず、何故か私でないと出来ないのではないかとさえ思っていたのです。

 

自分で試し、自分で確認できたものを使わせて頂く。その繰り返しでした。

 

これまでの方法に「体験する」という一つの方法を組み込んでクライアントさんと向き合っていきました。それまでの私はどこかでコーチングやNLPという資格に守られていたことに気づきます。

 

もしクライアントさんに何かあれば、自分は二度と笑うことができないだろうと覚悟し、子どもたちがまだ小さかったので『プロとしての自分』と『母親としての自分』の葛藤もありました。それ程、次々に大きな問題を抱えた方がやってきたのです。

 

そんなクライアントさんを何人も引き受けて数か月した頃に先生が「まだ使わないでください」と言ったものですから、もう完全に追い込まれてしまいました。誰にも教えてもらうことも相談することも頼ることも出来ないまま2~3年間、たった一人で試行錯誤しながらクライアントさんと向き合い続けることになりました。

 

生きた心地がしない3年間でした。クライアントさんの無事をただただ祈りながら、気づきと成長をサポートしていく日々が続きました。

 

たった一人で不安と恐怖に怯え、泣いた日もたくさんありました。

私こそ死にそうだったのです。

でもそうやって私はクライアントさんに多くの経験を与えられ、鍛えられていたことを今では感謝しています。

 

この時の覚悟と責任と、終わらない研究が今日へと導いてくれたからです。

 

 

不思議なことに、現在のクライアントさんは大きな問題を抱えている方が少なくなりました。しかし自分自身と深く向き合う方とご一緒させて頂くことになりましたので、また別の責任が伴います。

 

 

『自分の仕事を見つけた人が最も幸福である。彼は他の幸福を探す必要がない』

                        -カーライルー

 

 

自分の仕事(生き方)を見つけようという、最も幸福を求める方々だからです。